現代の日本は世界一の近視・老眼国です。
メガネやコンタクトレンズなどで視力矯正をしている人は
人口の50%近くもいると言われています。
あなたの周囲を見渡してみてください。ほとんどの人が視
力矯正が必要になっているかと思います。
最近は、視力0.1以下の強度の近視の人が増え、視力低下の
低年齢化も進んでいます。
現在、小学生の25%、中学生の50%、高校生の62%が視力
1.0未満の近視であるという調査結果もあります。ちなみに
50年前は全体の10%しかいなかったということです。
なぜ日本ではこれほどまでに視力低下が急速に進んでいる
のでしょうか。
よくいわれるように長時間のテレビ、携帯ゲーム、PCな
どによる目の酷使、目の疲れから起こる眼球の機能低下も
ひとつの原因です。
眼球はよくカメラのレンズに例えられますが、目の疲れが
たまるとレンズのピントを調節する筋肉がうまく働かなく
なり、焦点がぼやけてしまうわけです。
では、目の疲れをとってあげたり、目の筋肉を活性化すれ
ば視力は回復するのでしょうか。もちろん、ある程度の効
果はあります。しかし、最近の視力低下はこの方法だけで
は解決はできないようです。
もうひとつの視力低下の原因は実は脳にあるようです。
例えば、「疲れて頭がボーっとしているとき、文字を読み
間違えてしまった」「歩いているとき、目の前にいた知り
合いに気がつかなかった」「目の前にある探し物が見つか
らなかった」そんな経験はありませんか。「ものはちゃん
と目に映っているのに見えていない」つまり、「脳が見た
と認識していない」状態です。これは、目がとらえた情報
が脳にちゃんと伝わっていないという脳の働きが鈍ること
によって起こる視力低下です。
実際に肉体的な意味で脳が疲れているわけではありません。
しかし、脳の内部でマヒを起こし、目から送られてきた情
報を処理するという働きが鈍くなってきているということ
なのです。
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